はじめに

最近、気候の変化が大きいですが、喘息の患者さんがよく外来にお見えになります。
発作が起こると本当に苦しい、喘息。
この辛さは、喘息じゃない人にはわからないですよね!
喘息の治療がめざましく進歩しているのをご存知ですか?
喘息の治療は、かつては発作を鎮めるのに重点がおかれていましたが、
現在は発作を起こさないようにする予防的な治療が中心となっています。
喘息を理解し、適切な治療と自己管理をすれば怖い病気ではありません。
喘息と上手につきあうポイントを紹介します。

喘息とは、気道が炎症を起こしている病気です。
喘息の特徴は、急に呼吸が苦しくなるのですが、発作が収まると健康な人と変わらないことです。
しかし、早期の治療を怠るとどんどん悪化していきます。
高齢者の場合、死に至る場合もあり、年間約2300人の人が亡くなります。

では、なぜ喘息の症状とは?

喘息の症状

•息切れをする
•呼吸が苦しくてひどく咳き込む
•痰が出る

患者さんの訴え
「肺の動きが制限されて苦しい感じ」
「首を絞められて苦しい感じ」
「酸素が足りないので、顔を水に突っ込んだ感じ」

このような症状の場合は病院に行って検査をしましょう